小田原征伐 前編
こんにちは😃ちぃぱぱです。なんと今回は、神奈川の小田原から埼玉の行田にかけて1泊2日の初遠征です。
昔からの憧れ✨
初めての旅行先、実はずいぶん以前から決めていました。難攻不落の堅城である小田原城に行くのが夢だったんです。
というわけで、飛行機に乗り羽田空港まで1時間ちょっと。レンタカーを借り、小田原までのドライブ開始です。って、いきなり渋滞してますね〜💦途中左手にフジテレビの大きなパチンコ玉が見えて少し気が紛れましたが、この後30分ほど渋滞は続きました。海老名サービスエリアでトイレ休憩を取り、小田原に到着。約2時間のドライブでした。
お城のある街並み
小田原城に向けて車を走らせていると、城下町に入りました。町の中にお城があるって、なんとも言えない素敵な雰囲気がありますね。地元の方にとってはもう当たり前の光景かもしれませんが、羨ましい限りです。
近くの駐車場に車を入れ、まずは北条早雲に挨拶です。
写真で見たことありましたが、思ったより大きくてびっくりしました。小田原駅の西口にあり、シンボルになっているようです。
次に向かったのは、商店街の中にひっそりとある4代北条氏政とその弟氏照の墓所です。
豊臣秀吉が天下を治めようとする中、最後まで抵抗したのがこの北条氏です。ちなみに鎌倉幕府の執権であった北条氏と区別するために後北条氏と呼ばれることが多いです。ですが、秀吉の大軍による完全包囲の前に当主の5代北条氏直が自らの命と引き換えに将兵の助命嘆願をし、降伏開城を申し出ます。しかし秀吉はこの申し出に感じ入り神妙とし、氏直は高野山へ蟄居となりましたが、氏政と氏照兄弟は切腹させられました。成り上がりの秀吉に従うことを、北条という5代100年続いた名家のプライドが許さなかったんでしょうねぇ。
北条5代そば
お城に行く前に、お昼いただきます!
見るからに美味しそうな店構えです。
北条5代そばって名前がいいですね。観光客なら絶対頼んでしまいそう。という私も観光客なので注文しました。
難攻不落❗️
お腹も満たされたところで、さっそくお城に行きましょう。まずはめがね橋を渡り、馬出門をくぐります。
次に現れたのは、銅門(あかがねもん)。字の通り、銅で装飾されています。二の丸への入り口です。
さらに進むと、常盤木門。本丸への入口です。
そして、門をくぐると・・
じゃじゃーん!難攻不落の小田原城天守です。立派ですね。過去にはあの武田信玄や上杉謙信をも追い返しています。
ここ小田原城は総構えという城下町を含めた外周を土塁や堀で囲んだ巨大要塞でした。しかし、小田原征伐で秀吉が送り込んできた大軍はなんと22万。対する北条軍は5万なので勝ち目はありません。圧倒的な力の前に北条は降伏開城という形で屈しました。なので、城が落ちた訳ではないのです。でも城を力ずくで落とそうとしても籠城戦になり、天下の堅城ゆえ容易く落とす事は難しかったと思われます。それでも3ヶ月ほどかかったようですが、22万人の食費って一体どれぐらいかかるんですかね?
スタンプと御城印
入場券を買い、いざ天守に登ります。入口に日本100名城スタンプがあり、御城印も売っていました。これを忘れるとまた来なければならないので大変です。今回はちゃんとスタンプ押せました😆そして登っていくといろんな展示物があり、こういうの見るのほんと楽しいですね。最上階には小田原城の守護神である摩利支天像が鎮座していました。
天守からの眺めです。
向こうに見えるのは伊豆半島です。なんか時間を忘れて優雅だなぁ。一人旅って✨
太閤一夜城
北条が降伏開城を決めた大きな理由として、一夜城の存在があります。秀吉が小田原に着陣すると、小田原城が見下ろせる笠懸山に本陣を置きます。北条からは見えないようにそこに総石垣の城を築きました。延べ約4万人を動員し、80日かけて築城されたそうです。そして完成後に周囲の木を伐採した為、北条からすると一夜にして城が現れたように見えたのです。これで北条の心は完全に折れました。
登っていくと、見事なまでの石垣が現れます。小田原征伐以降この山は、石垣山と言われるようになり、現在では石垣山一夜城と呼ばれています。
頂上からの眺めですが、写真左に小田原城が見えます。ここから秀吉は睨みをきかせていたんですねぇ。
続日本100名城に選ばれているので、駐車場にてスタンプゲットしました。
早川口付近の海蔵寺に、名人久太郎こと堀秀政のお墓があります。秀政は小田原征伐の際ここに本陣を置きますが、疫病を患い急死してしまいます。秀政もまた秀吉の有力武将の1人でした。
小田原の海の幸と箱根温泉
あらかじめ予約しておいた駅前のお寿司屋さんで、小田原の海の幸をお腹いっぱい食べるぞ〜!
まずは、地魚握り盛り合わせ。どれも美味でした。次に一品料理のおすすめを3品ほどもらい、更に握りをおまかせで6貫追加。ダメ押しに巻きを2本いただき、ストップです。大満足でした。
お腹いっぱいになったところで、箱根温泉へGO!ホテルから15分ほどで着きます。
ちゃぽーん・・はぁ〜
至福のひとときでした。
◼️後編へ続く◼️